ガラスのぬくもりを感じる色とりどりのフラワーベース

ベルギーのガラスブランド「Henry Dean(ヘンリーディーン)」。
古典的な吹きガラスの製法を用い、熟練のアルチザン(職人)によってハンドメイドで作られるガラスコレクションは、ひとつひとつ違った表情を見せ、手に取るとガラスに対する作り手の愛情とぬくもりを感じることができます。色鮮やかでありながら、どこかくすんだような中間色は花の自然な色と合わせやすく、またシンプルフォルムはどんな花でも簡単に活けることができます。

Henry Dean(ヘンリーディーン)は今から約30年前、ベルギーの小さな街で創始者でありデザイナーのHenry Dean氏によって始まりました。旅と読書とモダンアート、そして何よりもガラスをこよなく愛するヘンリー氏は、日々の生活の中でふと浮かんだ映像をガラスによって表現し、多くの作品を残しています。それは、どれも “ガラス”という素材を深く理解している者だけが表現できるデザインでした。
思わず手を触れてみたくなるぽってりとした風合いと独自の色合い。古典的な吹きガラスの技法を守り、熟練したアルチザン(職人)が木製の型に流し包み込む方法で製作されているため、ガラスひとつひとつに異なる表情が与えられ、人々の心を惹きつけています。今では世界中に多くのファンを持つHenry Dean社。Henry Dean氏の引退後、現在は2人の息子が父のガラスに対する情熱を受け継いでいます。ガラスという素材の無限の可能性に魅了された彼らは、新たなデザインの可能性を模索しながら、毎年新たなデザインで私たちに驚きを与えてくれます。